2020年11月の大統領選で民主党大統領候補であるジョーバイデン氏が、副大統領候補としてカマラハリス上院議員の名前を公表しました。
今回はカマラハリス上院議員の学歴や経歴、wiki風プロフィールについてまとめてみました。
カマラハリス上院議員の経歴
カマラハリス上院議員が副大統領になると黒人女性として初になります。そんなカマラハリス議員の経歴についてみてみましょう。
1990年~1998年カリフォルニア州アラメダ郡の地方検事補に就き、2003年からはサンフランシスコ地方検事に選挙の上、当選し就任しています。
検事という職業を目指したのは、「行政に変化を促すため」だったと語っています。すでにこの時から変革を求めていたのですね。
カマラハリス上院議員は、2008年にはカリフォルニア州司法長官選挙へ立候補し、予備選挙で2位に倍の差をつけて勝利し、さらに2010年11月に行われた一般選挙ではわずか75000票(0.8%)という僅差で勝利しています。
そうしてハリス氏は初のアフリカ系・初のインド系・初の女性という初物づくしでカリフォルニア州司法長官に就任したのです。
その後、2015年1月には民主党から上院議員への立候補を表明し、2016年11月に見事に当選を果たし史上2番目のアフリカ系アメリカ人の上院議員となっています。
2020年の大統領選にも出馬表明をしていましたが、資金不足により断念しました。
バイデンの経歴についてはこちらをご覧ください。
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カマラハリス上院議員のwiki風プロフィール
【確定】バイデン、カマラハリスを副大統領に指名。
ちなみにカマラの父がジャマイカのプランテーション奴隷【所有者】の子孫。彼女の父はジャマイカ、母はインド出身。カマラは【移民2世】だよ。https://t.co/ZEZQbcYH9O pic.twitter.com/5UL9N88klU
— Tomo (@Tomo20309138) August 11, 2020
カマラハリス上院議員のwiki風プロフィールについてみてみましょう。
名前 | カマラハリス |
英語表記 | Kamala Devi Harris |
生年月日 | 1964年10月20日 |
年齢 | 55才(2020年8月現在) |
出生地 | カリフォルニア州オークランド |
出身校 | ハワード大学・カリフォルニア大学ヘイスティングスロースクール |
ご両親はお父さんがジャマイカ出身の経済学者でドナルドハリス、お母さんがインド出身の乳がん研究者であったシャーマラ・ゴーパラン・ハリス。
まさにサラブレッドの両親を持つ才女でありますので、これまでのカマラハリス氏の経歴にもうなづけるのではないでしょうか。
バイデン元副大統領についてはこちらの記事をご覧ください。
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カマスハリス上院議員の学歴
民主党の大統領候補バイデン氏が副大統領候補に選んだのは、ジャマイカ人の父とインド人の母を持つハリス氏!
個人的に感慨深い(?)と感じるのが、ハリス氏は歴史的黒人大学のひとつハワード大学出身であること。黒人リーダー育成に役割を果たす大学で、ハリス氏はどんな学生生活を送ったのかな。 https://t.co/PzWB4BfFE0
— かっみぃ編集 (@hiraonorahiraon) August 12, 2020
カマスハリス上院議員の学歴については少し触れてきましたが、もう少し具体的にどのような特徴の大学なのかについてご紹介していきます。
ハワード大学はワシントンDCにある私立大学で、アメリカの中で約100校ほどある「歴史的黒人大学(HBCU)」の一つです。
その多くが南北戦争終結後の30年間に設立されています。
そのため全体の学生の人種構成は、黒人85%・白人3%・アジア人3%となっています。
ハワード大学は建築・工学・教育・薬学・看護・社会福祉・ビジネス・ジャーナリズムんどの学部を擁する総合大学です。
ちなみにアメリカには約4000の大学があり、ハワード大学は2017年の全米大学ランキングでは124位となっています。
カマスハリス上院議員が卒業されたもう一つのカリフォルニア大学ヘイスティングロースクールは、カリフォルニア州サンフランシスコに位置していて、カリフォルニア大学初のロースクールとして創設されました。
1878年当時、初代カリフォルニア州最高裁長官であるセラウス・クリントン・ヘイステリングが10万ドルを寄付したことからその名前がついています。
全米50校に入るほど優秀なロースクール(法科大学院)です。
カマラハリス上院議員はまだ55才と若いし、経歴をみましてもかなり自信の考えをしっかり持たれ改革を進めてこられているようですので、今後の動向に注目ですね。
カマラの家族についてはこちらの記事をご覧ください。