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孟宗竹・淡竹・真竹の違いは何?味や料理法・見分け方について!

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4月になり暖かくなってくると食べたくなるのが筍ですね。

またおすそ分けで知人からよくいただかれることが多いのも、竹の子なのではないでしょうか。

竹の子には「孟宗竹」「淡竹」「真竹」と大きく3種類がありますが、それぞれについての

  • 見分け方
  • 味の違い
  • 料理方法
  • 収穫(旬)時期

これらについてまとめてみました。

目次

孟宗竹(もうそうちく)・淡竹(はちく)・真竹(まだけ)の見た目の違いは何?

孟宗筍・淡竹・真竹は日本3大竹といわれています。

しかしながら通常はそれらの違いについて知らない方が多いと思います。

そこで孟宗竹・破竹・真竹それぞれの見た目についてご紹介していきます。

孟宗竹

引用元:旅ぐるたび

孟宗竹は皮にビロードのような毛が生えているのが特徴で、さらには根元が大きくなっています。

直径18㎝、高さは22mにもなる日本では最大級の竹になります。

孟宗竹は日本生まれの竹ではなく、江戸時代に中国から伝わった竹になります。

引用元:youtube

見た目の違いとしては上記画像のように、竹の節が一つしかないのも孟宗竹の見分け方になるようです。

大きく伸びた竹で見分けるには、この節の違いが一番わかりやすいのではないでしょうか。

淡竹(破竹)

引用元:youtube

淡竹は5月の連休の終わりころで、気温がどんどん上昇していく頃に出回る筍です。

破竹の特徴としては、皮の色合いと産毛がないことになります。

淡竹も中国原産の竹になります。

大きさは直径3~10㎝で、高さは15mほどになるものもあるようです。

孟宗竹が節が一つなのに対し、淡竹や真竹は節が2つあることで、見分けることができます。

真竹

引用元:youtube

真竹は淡竹ととてもよく似ている竹ですが、淡竹との違いとしては真竹の皮の方が、黒くマダラ模様になっている点ではないでしょうか。

真竹にも破竹同様、節が2本ありますのでそれで見分けがつくと思います。

見た目ではなかなかわかりにくい淡竹と真竹の違いですが、枝の第一節間を切ってみることで見分けがつきます。

中が空洞になっているのが真竹で、空洞になっていないのが淡竹になります。

孟宗竹(もうそうちく)・淡竹(はちく)・真竹(まだけ)の味は違う?

孟宗竹・破竹・真竹で味に違いはあるのかも気になりますね。

一般的にスーパーでよく見かけるのは孟宗竹になります。

孟宗竹の生産量が多いことも店頭でよく見かける要因の一つですが、さまざまな料理に適しているからでもあるんです。

煮物やご飯に混ぜて使われるのは、甘みがある孟宗竹が一番多いのではないでしょうか。

孟宗竹は大型で肉厚であり、実が白くて柔らかく、それでいてえぐみも少ないです。

破竹は肉質が薄くえぐみが少ないですが、淡泊な味が特徴です。

真竹は「苦竹」とも呼ばれることから、苦みがありやや肉質も硬く、あくが強いという特徴もあります。

柔らかく肉厚なものが好みの方は孟宗竹が合うでしょうし、生食で食べたい方は淡竹が合うのではないかと思います。

真竹については上手に料理をしないと美味しく食べるのは難しいようです。

孟宗竹(もうそうちく)・破竹(はちく)・真竹(まだけ)に適した食べ方は?

  • 竹の子の天ぷら
  • 竹の子ご飯
  • 焼き竹の子
  • 竹の子の刺身
  • 竹の子の煮物
  • 竹の子のきんぴら

竹の子料理としてまず思い浮かぶのが、「たけのこご飯」ですね。

これは孟宗竹でも淡竹や真竹でもおいしくいただけるのではないかと思います。

淡竹の食べ方についてですが、SNSで調べてみたら輪切りに切って豚肉と一緒に、汁物でいただくという食べ方をしている方がいらっしゃいました。

その他には刺身にして、生姜醤油やワサビ醤油、マヨネーズ醤油などでいただくのも破竹の食べ方としていいようですね。

刺身で食べる時は竹の子の鮮度が良くないと美味しく食べられないみたいですので、新しいものかどうかの見極めだ大事になってきます。

こちらの投稿にもあるように土佐煮が一番おすすめされている方もいらっしゃいますね。

おすそ分けをいただかれたりした方は、こうした煮物で食べると多くの量を食すことができるのではないでしょうか。

タケノコの食べ方の優先度としては孟宗竹であれば「ご飯」や「煮物」がいいのかなと思います。

破竹や真竹の食べ方としては「刺身」や「きんぴら」がおすすめなのではないかと思いました。

孟宗竹(もうそうちく)・破竹(はちく)・真竹(まだけ)の収穫時期に違いはある?

一番早く収穫されるのは孟宗竹で3月~5月に市場に出回るようになります。

それから5月中旬以降に淡竹・真竹と出回るようになってきます。

市場規模としては孟宗竹>破竹>真竹の順で、孟宗竹や淡竹はわりと店頭でも見かけますが、真竹に関してはあまり見かけることはないようです。

また、竹の子が出回る時期になると、自宅の裏山などに生えていた竹の子を掘り出して、近所におすそ分けされることがあります。

いただく量が少しであればうれしいと思いますが、これが大量であればその処分に困ってしまいますよね。

そんな時に今回ご紹介した食べ方を参考にしていただければうれしいです。

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