里芋を買ってきてしばらく置いていたら、ニョキニョキと
芽が出ていた!
ということがありますよね。
そんな時この芽の部分は食べれるの?害はないの?
と疑問に思ったことがありませんか?
じゃがいもの芽は食べちゃいけない。て言われてるし
里芋はどうなんだろう?
今回はそんな里芋の芽についての疑問についてまとめてみました。
里芋の芽は食べれるの?
ニョキニョキ出ている里芋の芽ですが、安心してください。
食べれます。
里芋は芽の部分が白い「白芋」と芽の部分が赤い「赤芋」があります。
赤芋のことを「赤芽芋」とも言います。
白芋も赤芋も芽の部分の色は違いますが、皮をむくと同じ白色をしています。
里芋の芽はお尻がとがった方ではなく、お尻が丸くなってる方から出てきます。
このお尻が丸くなってる方から出てる白や赤の芽は、食べれますが、
もし緑になってる芽の場合は食べない方がいいです。
それと里芋の上下でなく周囲(胴回り)から出てる芽は食べない方がいいです。
この部分の芽は緑色の場合が多く、買ってから日にちがかなり経ってると思われます。
里芋の芽に毒はあるのか?
里芋の芽は食べれるので、毒はありません。
じゃがいもの芽は毒があるから食べちゃいけない。
というのは良く聞きますね。
里芋の皮をむいて食べてる部分は実は「茎」なんです。
そしてここから伸びてる芽だと思ってるところが葉柄(ようへい)です。
里芋の葉柄は「ずいき」とも言います。
ずいき自体が立派に食材として使われていますので、その元の部分ですので
栄養満点です。
里芋には毒どころか様々な栄養成分が含まれており、食べることで体の中の毒素を洗い出してくれる作用があります。
芽の部分もこの栄養満点の里芋の一部ですので体に良いことはあっても、悪いことはありません。
ずいきの調理法
ずいきはシャキシャキした歯ごたえなので、その食感が楽しめるおひたしや和え物がおすすめです。
緑色のずいきは食べない方がよく、赤色のずいきだけを食べるようにしましょう。
ずいきはアクが強いので、必ずアク抜きをしてから料理に使った方が良いです。
ずいきのアク抜きは
●ずいきの皮をむきます。
●手ごろな大きさに切ります。
●酢水を鍋で沸かして5分ほど茹でます。
●水にさらします。
その後おひたしや和え物・煮物・炒め物に使えます。
煮物の場合は、他の食材に火が十分通ってからずいきを入れてください。
まとめ
・里芋の芽は食べられる。
・里芋の芽に毒はない。
・里芋の芽は白と赤がある。
・芽が伸びたものはずいきという。
・ずいきはアク抜きをしてから料理に使う。
芽が出てるとびっくりしますよね。
でもちゃんと安心して食べれることが分かったので、良かったですね。
知り合いの方に里芋の芽について聞かれたら、教えててあげてくださいね。
カリッコリーという野菜はご存じですか?ロマネスコとの違いについての記事はこちらになります。