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流水型ダムの特徴と一覧画像まとめ【島根 石川 鹿児島 長野 山形】

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山形県に東北地方としては初めてとなる最上小国川ダムが完成し、8月3日に竣工式が行われました。

全国で5番目となる流水型ダムで、洪水の時だけ水を貯め川の増水を抑える役割を持っています。

今回は流水型ダムの一覧と特徴やダムの画像についてまとめてみました。

 

目次

流水型ダムの一覧と画像

最上小国川ダムは全国で5番目の流水型ダムですので、他に4つ流水型ダムがあることになります。そこで流水型ダムの一覧について調査してみました。

島根県の流水型ダム|益田川ダム

島根県益田市にある益田川ダムは2005年に完成した一番古い流水型ダムになります。

所在地:島根県益田市久々茂町

堤高48m・堤頂長169m・堤体積106千㎥

【益田川ダム画像】

 

石川県の流水型ダム| 辰巳ダム

石川県金沢市にある辰巳ダムは2012年に完成した流水型ダムになります。

所在地:石川県金沢市相合谷町・上辰巳町

堤高47m・堤頂長195m・堤体積154千㎥

【辰巳ダム画像】

 

鹿児島県の流水型ダム|西之谷ダム

鹿児島県鹿児島市にある西之谷ダムは2012年に完成したダムで、二級河川新川水系の上流にあります。

所在地:鹿児島県鹿児島市西別府町西之谷地内

堤高21.5m・堤頂長135.8m・堤体積32千㎥

【西之谷ダム画像】

 

長野県の流水型ダム|浅川ダム

長野県長野市にある浅川ダムは2017年に運用が開始されたダムで、信濃川水系に作られています。

所在地:長野県長野市真光寺

堤高53m・堤頂長165m・堤体積143千㎥

【浅川ダム画像】

 

山形県の流水型ダム|最上小国川ダム

山形県最上郡にある最上小国川ダムは、2020年全国で5番目に建設された流水型ダムになります。

所在地:山形県最上郡最上町大字富沢地先

堤高41m・堤頂長143m・堤体積40千㎥

【最上小国川ダム画像】

こうして5つのダムを見比べてみると、石川県の辰巳ダムが一番大きいようですね。

 

流水型ダムの特徴

画像引用:流水型ダムについて

 

全国に5つしかない流水ダムですが、その特徴とはどういったところなのでしょう。

大きな特徴は、常時水を貯めずに流水し洪水の時にだけある一定水量に達すると貯水する仕組みなっています。

そのため流水ダムは「穴あき式ダム」とも呼ばれているようです。

常時ダムに貯水しないのと河床近くの洪水吐きや土砂吐きを設置しているため、従来のダムに見られるようなダム湖における水質悪化などが起こる恐れがなく、河川環境への悪影響が軽減されるなど環境にやさしいといわれいます。

そうしたことから魚類の遡上を妨げることもなくなり、生態系への影響も少ないといわれています。

今までには見られなかった集中豪雨が全国各地でみられるようになり、その被害も大きく想像をはるかに超えることもしばしばです。

そうした気候変動に対処できる手段として活躍してくるといいですね。

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