南房総市への多額の寄付をしたことで紺綬褒章(こんじゅほうしょう)を授賞した、ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏。
今回は前澤友作氏が南房総市へ寄付した金額はいくらなのかや、紺綬褒章はいくらの寄付をすると受賞できるのかについてまとめてみました。
前澤友作の南房総市への寄付金はいくら
総資産が1000億円を超えるともいわれる前澤友作氏が、南房総市に寄付した金額はいくらなのか気になるところですね。
前澤友作氏(43)が義援金を寄付した。館山市、南房総市、鋸南町、鴨川市の順で回り、各自治体に1000万円ずつ目録で贈った。
引用:房日新聞
2019年に千葉県を襲った台風15号により多大な被害をもたらしました。その復興に対して前澤氏は私財の中から1000万円を南房総市・館山市・鴨川市・鋸南町それぞれの自治体に寄付をされています。
普通の会社員でしたら平均年収が400万円ほどですので、1000万円といったら2年半分の額に相当するのですから、どれだけすごいかがわかると思います。
また前澤氏は館山市にはふるさと納税で20億円もの寄付も行っています。
なんともスケールが違いすぎて空いた口がふさがらないとは、こういったことをいうのでしょうか。
前澤氏は千葉県鎌ケ谷市出身であり、現在も千葉にお住いなので千葉県に対する思い入れがとても強い方で、なんとか力になりたいという気持ちを寄付という形で表されたのでしょう。
紺綬褒章授賞は寄付金いくらすると対象
前澤友作氏が授賞された紺綬褒章とは寄付金をすることで対象となるのですが、いったいいくらの寄付をすると授与される対象となるのでしょう。
Wikipediaによりますと、公的機関や公益法人に対しての寄付をされた個人や企業・団体が対象になり、金額はそれぞれ次のようになります。
- 個人の場合:500万円以上
- 企業・団体の場合:1000万円以上
ただ寄付をしたあと返礼品を受け取ってしまうと授与対象にはならないようです。ちなみに紺綬褒章は何度でも授賞することができて、古賀常次郎さんの60回がギネス記録として認定されています。
紺綬褒章は他の褒章のように春秋のみの授賞機会に限られていなくて、1年間にそれ以上授与されることがあります。
手続きについては寄付を受けた自治体から県を通して国へと推薦するようになります。
最近では元SMAPの稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんが所属する芸能事務所「CULEN」の飯島三智社長が日本財団に3000万円を寄付したことで、紺綬褒章を授賞されています。
前澤友作が授与された紺綬褒章以外の褒章
前澤友作氏が授与された紺綬褒章以外にはどんな褒章があるのか見てましょう。
- 紅綬褒章(こうじゅほうしょう):自己の危険を顧みず人命の救助に尽力した方が対象
- 緑綬褒章(りょっくじゅほうしょう):長年に渡りボランティア活動などに従事し、実績を挙げた方が対象
- 黄綬褒章(おうじゅほうしょう):農業・商業・工業等の業務に精励し、他の模範となる技術や実績を挙げた方が対象
- 紫綬褒章(しじゅほうしょう):科学技術分野における発明・発見や、スポーツ・芸能文化分野において優れた業績を挙げられた方が対象
- 藍綬褒章(らんじゅほうしょう):会社経営、各種団体での活動等を通じ、産業の振興、社会福祉の増進等に優れた業績を挙げられた方が対象
これらの5つの褒章があり、毎年多くの方が授賞されています。
いずれにしてもなんらかの形で社会に貢献できることは、とても素晴らしいことですね。