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石川雅己(千代田区長)のマンション問題経緯や事業協力者住戸について!

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千代田区の石川雅己(まさみ)区長次男が2018年1月に購入したマンションを巡って、区議会が紛糾しています。

今回は石川区長が購入したマンション問題の経緯や問題点、事業者協力者住戸とはどういうものなのかについてまとめました。

 

目次

石川雅己(千代田区長)のマンション問題の経緯

  • 2018年1月    石川区長次男がマンション購入
  • 2020年4月24日 百条委が石川区長のマンション購入問題の調査を始める。
  • 2020年6月16日 百条委が石川区長を証人喚問。
  • 2020年7月27日 区議会の臨時会開会。石川氏は補正予算案を提出、議会は告発を決議。
  • 2020年7月28日 石川区長が議会の解散を通知。
  • 2020年7月29日 石川区長が予算案審議の委員会を欠席。出席を求められるも拒否。百条委が石川氏の次男を証人喚問。
  • 2020年7月31日 区選管が「解散は無効」と判断。区議会が解散通知の無効確認を求めて東京地裁に提訴。
百条委員会とは地方自治法第100条に基づき、地方議会が議決により設置した特別委員会のことで、要するに疑惑を追及するための調査機関になります。
問題のマンションは千代田区に建設され三井不動産レジデンシャルが販売元でした。立地の良さやおしゃれな作りでとても人気があるマンションだったそうです。
全92戸のうち、3つの部屋が「事業協力者住戸」でその3部屋については、抽選でなく優先的にできるようになっていたのです。
マンション建設には区の許認可が必要であるため、許認可の便宜を図る見返りに石川区長が優先的にマンションを購入できたのではないかとの疑惑が浮上したのです。
さらには「事業協力者住戸とは知らなかった」と石川区長は説明していますが、文春オンラインでは次のようにその事実を否定する報道がなされています。
全92部屋のうち、区長一家が希望する部屋を含む3つの部屋が「事業協力者住戸」と記載されている。
引用:文春オンライン
販売元も次のように事前に説明していたという報道もあります。
「販売元は2016年1月9日、次男に『事業協力者住戸』であると説明し、翌月20日に購入申込みをした。価格は約1億2000万円で、区長夫妻が8000万、次男が残りを支払っています」
引用:文春オンライン

石川雅己(千代田区長)次男が購入した事業協力者住戸マンションとは

https://twitter.com/ura1997ura/status/1297901558147895297

石川雅己区長次男が購入した事業協力者住戸マンションとはどういうものなのでしょう。

すべてのマンションに当てはまるわけではないのですが、マンションには「分譲住戸」と「非分譲住戸」があります。

  • 分譲住戸
  • 非分譲住戸

「非分譲住戸」は一般の人が買えない住戸のことになります。

そしてこの非分譲住戸には「地権者住戸」と「事業協力者住戸」があるんです。

  • 地権者住戸
  • 事業協力者住戸
地権者住戸はマンション建設地に住んでいた人や、建設地の地権者の為に用意されている住戸のことで、事業協力者住戸はマンション建設により日当たりが悪くなった戸建ての住人や、遠回りせざるを得なくなった戸建ての住人に優先的に割り当てられるものでした。
しかしながら実際の事業協力者の大部分はいわゆる「お得意様」のことのようです。
つまりたくさんのマンションを購入してくれる資産家や投資家さんなどになるのだといわれています。
人気のないマンションで売れ残ったりするときもあるので、そういう時に協力してくれる意味合いの事業協力者だということです。
お得意様でも販売価格については割安になることはないようでその点、販売元にとっても損はないという仕組みになってるそうです。
価格は抽選に当たった一般人と同じなので不動産会社にとって損はなく、上得意に売ればまた買い続けてくれる可能性があるわけだ。
引用:不動産投資新聞
今回のような問題がなければ一般の人には絶対にわからない内容だと思いますし、逆に億を超えるマンションをいとも簡単に買えてしまう人達の存在がすごすぎます。

石川雅己(千代田区長)のマンション疑惑は過去にもあった

石川区長のマンション疑惑は過去にも2回ほどあったようです。

  • 2007年 住友不動産分譲マンションを夫人と購入
  • 2014年 三井不動産レジデンシャル分譲マンションを長男と共同購入

これらはいずれも千代田区が地区計画を決定しているつまり、許認可をくだしている物件なのです。

これらを含めて千代田区内に5戸のマンションをお持ちのようです。

 

石川雅己(千代田区長)のプロフィール

石川雅己(千代田区長)のプロフィールについてみてみましょう。

昭和16年2月22日生まれの79才で出身地は東京都文京区小石川。

  • 東京都立北園高校卒業
  • 東京都立大学方経学部卒業
  • 東京都入都(昭和38年4月)
  • 千代田区企画課長(昭和50年12月~昭和55年7月)
  • 東京都災害対策部長
  • 東京都港湾局長(平成7年6月~平成8年6月)
  • 東京都福祉局長(平成8年7月~平成11年5月)
  • 千代田区長就任(平成13年2月8日~現在)

石川区長は現在5期目を務めていらっしゃいます。実績のある方ですので区民の代表としてしっかりと答弁してほしいと切に願います。

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