ドライバーにとって遭遇したくないのがスピード違反の取締りです。その取締りの最新兵器として移動式オービスが全国各地に配置されています。
今回は移動式オービスの光り方は昼間と夜間では違いがあるのかや、移動式オービスの種類についてまとめました。
移動式オービスの光り方は昼間と夜間で違うの
高速道路ではよく見かける自動速度取締装置のオービスですが、最近では簡単に移動ができるものが開発されています。
そうした移動式オービスの光り方は昼間と夜間で違うのでしょうか。また移動式オービスの種類によって違うのか見ていくことにしましょう。
結論から申し上げますと移動式オービスの光り方は、昼間と夜間での違いはありません。
装置の種類によって光りの色が違ってきます。
移動式オービスにはレーザー式とレーダー式があって、それぞれで光りの色が違いがあります。
- レーザー式・・・赤色
- レーダー式・・・白色
【移動式オービス|レーザー式の光り方】
【移動式オービス|レーダー式の光り方】
昼間は明るいのでそれほど光の強さを感じないかもしれませんが、夜間は一瞬目がくらんでしまうほど眩しく感じられると、体験者の方が言われていたのを聞いたことがあります。
さらに移動式オービスは設置場所の手前に「速度取締り予告」をする必要がありませんので、なおのこと神出鬼没でどこに潜んでいるかわからない怖さがあります。
移動式オービスの種類は
移動式オービスの種類は先ほどご紹介しましたように2種類があります。
- 移動式オービス|レーダー式(1台あたり約700万円)
- 移動式オービス|レーザー式(1台あたり約1000万円)
移動式オービスレーダー式は、スウェーデンを拠点とするヨーロッパの計測器メーカーであるセンシス・ガッツォ社が製造しているもので、見た目からも軽量であることがうかがえます。
ガッツオ社は元レーシングドライバーのガッツォニデス氏が設立
引用:Motor-Fan. jp
開発担当者によると移動式オービス誕生のもともとの経緯は、サーキットでのスピード計測をより正確に測る方法を求めたことからだったのです。
またレーダー式を扱うためには無線免許を取得しておく必要があります。
移動式オービスレーザー式は東京航空計器が製造していて、なんといっても特徴としては瞬時に速度測定を行うことができますので、市販のレーダー探知機では事前に検知できないのです。
レーダー式の扱いには無線免許が必要なのですが、ほとんどの警察官がほぼ強制的に無線免許を取得させられるのだそうです。
こうしてみるとレーダー式オービスの方が価格以外のメリットがないように感じますが、センシス・ガッツォ社の担当者はあえてレーダー式を作ってるのは精度がいいからだといわれていました。
いずれにしても移動式オービスのお世話にならないように、快適なドライブを楽しみたいですね。