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エゴマとゴマの違いは?葉の形や味・食べ方・栄養についても!

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テレビなどで「えごま」と「ごま」を見かけた時、一文字違いで名前がとても似ているなと感じたことがありませんか。

どんな違いがあるのか疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回はエゴマとゴマについての

  • 葉の見た目や分類
  • 種子(実)の形
  • 味や食べ方
  • 美味しい時期

これらの違いについてまとめてみました。

目次

えごまとごまの違い|葉の見た目や分類

エゴマとゴマでは葉の形がとてもよく似ています。

上記画像の左側が「エゴマの葉」で右側が「ゴマの葉」になります。

一見すると色も同じ緑色をしていますし、大きさや形もほぼ同じように見えますね。

よく見ると葉先に違いがあるようです。

えごまの葉先はギザギザした形になっていますが、ごまの葉先は丸くなっているのがわかります。

エゴマとゴマと名前がよく似ていますので、言葉だけを見る限りですと同じ仲間なのかと思ってしまいます。

しかしながら、植物分類上は全く別になります。

エゴマ:シソ科シソ属

ゴマ:ゴマ科ゴマ属

エゴマとゴマの違い|実(種子)の形

上記画像の左側が「エゴマ」で右側が「ゴマ」になります。

えごまは実の形が丸くなっているのに対して、ゴマの方はやや楕円形っぽい形をしています。

エゴマもゴマの種子もそのまま食されるのではなく、すりつぶしたり炒ったりしてから料理に使われます。

種子の形を比べてみるとかなり違いがあるのがわかりますね。

名前は似ていますが種子の形は全くと言っていいほど似てないのではないでしょうか。

では匂いはどうなのかや食べ方や味に違いはあるのかについてみていくことにします。

エゴマとごまの違い|味や食べ方

エゴマの葉もゴマの葉も韓国では通常の料理に登場しているようですね。

どちらも代用がきく感じなのでしょうか。

えごまの味や食べ方

エゴマの葉は大葉に似ていますが、味は全然違うようです。

少し苦みがありますのでそのまま食べてもおいしいと感じる方はあまりいないのではないでしょうか。

エゴマの葉は同じシソ科の大葉の方が好まれるため、あまり日本では食用としての利用はないようです。

韓国料理ではむしろ好まれていて、エゴマの中でも特に香りのよいものはサンチュなどと同じようにサムギョプサルなどの肉料理と一緒に食べられることが多いです。

えごまの種子はすりつぶして薬味にしたり、「エゴマ味噌」として食用にされています。

団子のたれとしてエゴマ味噌を塗ってから焼いて食べる地域もあるようです。

エゴマが比較的多く栽培されている福島県では、エゴマの種子を使ったお菓子や料理が多く存在しています。

ごまの味や食べ方

ゴマは香りが良くほのかな甘みがあります。

ゴマは種子をすりつぶしたり炒ったりして主に薬味として料理に使われることが多いです。

きんぴらごぼうやほうれん草のおひたし、れんこんのきんぴらや冷ややっこなどでよく使われています。

料理に見た目や味でその役割を存分に生かしてくれる名脇役といった存在ではないでしょうか。

エゴマとごまの違い|おいしい時期

エゴマもゴマもどちらも栄養成分が豊富に含まれていますので、とても栄養価が高い食べ物になります。

折角、エゴマやゴマを食すなら美味しい時期に食べたいですよね。

エゴマはハウス栽培もあるので一年中販売されていますが、旬の時期といえば7月~9月になります。

旬の時期というのはハウス栽培でなく、路地栽培で太陽の光を十分受けて育った時期になるんです。

7月~9月の暑い時期に栄養たっぷりのエゴマを味わわれるといいのではないでしょうか。

ゴマにも旬があり9月~10月にかけてになります。

ただゴマについては現在日本で流通しているほぼすべてのゴマが輸入品になります。

それだけ収穫量が少ないということなんんでしょう。

えごまとゴマの違い|まとめ

エゴマとゴマの違いについてご紹介してきました。

最後にえごまとごまの違いの要点をまとめてみました。

葉の見た目や分類

  • エゴマの葉先はギザギザしている
  • ゴマの葉先は丸みを帯びている
  • エゴマはシソ科
  • ゴマはゴマ科

実(種子)の形

  • えごまの種子は丸みを帯びた形
  • ゴマの種子はやや楕円形をしている

味や食べ方

  • どちらも葉はあまり食べないで種子をいったりすりつぶして食べる
  • 薬味や味噌として食す場合が多い

美味しい時期

  • エゴマは7月~9月
  • ゴマは9月~10月
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