店頭で買ってきたキャベツを料理に使おうとした時、キャベツが紫色に変色している部分があったりします。
そんなキャベツを目の前にすると、
- 食べても平気かな?
- 傷んでいるのかな?
そういった疑問がわいてきて、不安になったりすることもあるのではないでしょうか。
今回は、紫色に変色したキャベツは、
- 食べれるのか?
- 変色した理由は?
- 葉の変色と芯や切り口の変色との違いは?
- 茶色や黒く変色したのとの違いは?
- 変色以外で食べれないキャベツを判断するには?
これらについてまとめてみました。
紫に変色したキャベツは食べられる?味はおいしい?
本日、生協より配達あって、一瞬加害かと思いました… てか加害かもしれないけどネットで調べたら大丈夫そうです…
— SSS (@SSSSS71999917) March 22, 2022
キャベツが変色してました…
“アントシアニンの性質として気温が低くなると紫色に変色する”らしいです… 食べても問題なしです…
先週も2個とも傷だらけのみかん🍊が来ました… でも pic.twitter.com/q4j5nA66kj
店頭で上記の画像のように、キャベツの葉が紫色に変色しているのを見かけたことがありませんか。
その時、「紫色に変色してるキャベツは食べても大丈夫」と疑問に思われる方もいるのではないでしょうか。
キャベツが紫色に変色しているものは、食べてもまったく問題ありません。
むしろおいしいサインだとキャベツが訴えているんです。
紫色に変色したキャベツは、緑色の状態のキャベツよりも甘みが増してひと際おいしく味あうことができます。
キャベツは緑色という先入観があるとつい、紫色したキャベツは避けてしまいがちですが、なぜそうなってるかを知ると安心して購入できますよね。
キャベツが紫色に変色する理由について、次の項でご紹介していきます。
キャベツが紫色に変色したり斑点が出たりする理由は?
これは結構ガチですが『紫色のキャベツは古く品質が悪い』は間違い。本当は『アントシアニン』と言うポリフェノールの一種。急激な寒さによって発生する生理現象です。食べてもまったく問題なし。むしろ寒さで糖分が増した『甘みの証拠』なので積極的にお手に取っていただけると嬉しいです。 pic.twitter.com/miIF4hXi1q
— 岩崎ファーム (@iwasakifarm) January 8, 2022
キャベツが紫色に変色する理由っていったい何なのか、気になりますよね。
キャベツは寒さに当たると、その寒さで凍らないように身を守ろうとして、アントシアニンという成分を表面に出します。
このアントシアニンがキャベツの表面に出て空気に触れることが、紫色に変色している原因なんです。
ですから紫色に変色しているキャベツは、寒い時期の冬1月~2月に店頭や畑で見かけることが多いと思います。
決して古い(時間が経ってる)から、紫色になっているわけではありませんので、安心してくださいね。
キャベツの葉が紫になるのと中の芯や切り口が紫になるのは違う?
キャベツは様々なビタミンや胃を守ってくれる栄養素などが含まれています。
— 自律神経調整師 森田遼介 (@harikyumorita) May 29, 2022
しかし水溶性の栄養素が多いため、スープなどにして食べると無駄がありません。
芯に爪楊枝を刺すことで成長点を壊し長持ちしますが、面倒な人はフォークで数カ所に穴を空けるだけでも効果的です。 pic.twitter.com/rAokA7pWnO
キャベツの葉っぱが紫になるのは、キャベツが寒さに当たって反応した証拠であることは紹介しました。
葉の変色についてはわかったけど、キャベツの芯や切り口が紫になる状態との違いはあるのかも気になるのではないでしょうか。
切り口が紫色になってるキャベツは、おそらく半分にカットされたキャベツを買ってきて、それを冷蔵庫に保存していたものなのではないかと思います。
冷蔵庫の寒さでキャベツに含まれるアントシアニンが表面に出てきて、紫色に変色していると考えられます。
そして、キャベツの芯が紫色に変色している状態も、寒さに当たって紫に変色したと考えらえます。
こうした理由から、キャベツの葉・芯・切り口が紫色に変色している状態は、いずれも悪くなっているわけではありません。
どこの部分も旨味が増しておいしく食べられますので、無駄なくできるだけ全部食べるようにしてください。
キャベツが茶色や黒く変色するのと紫色に変色するのはどう違う?
ドキッ⁉️ 深夜のみどわん・クッキング
— みどちゃん🐕🏳️🌈 (@midchan_inu) October 3, 2021
1: 冷蔵庫にて漆黒のキャベツを発見 いつ買って放置してた? 表面が黒くなってるけど、まぁまだいけるじゃろ……
2: スープに転身 盛りすぎたせいで見た目がなんか二郎っぽくなる
3: 煮込んだら具沢山スープっぽくなった 味は創味シャンタンあじです pic.twitter.com/b0CdSSUnM9
キャベツの変色については紫以外ににも、茶色や黒などに変色することがあります。
茶色や黒に変色したキャベツは、食べても大丈夫なのか不安に思う方もいるのではないでしょうか。
キャベツが茶色や黒く変色しているのは、病気であったり、日にちが経ってることによるものが多いです。
つまり古いキャベツであることから、このように茶色や黒く変色してしまっていると言っていいと思います。
茶色や黒く変色したキャベツは、食べれないことはありませんが、おいしくはありません。
いろんなとこ黒くなってるキャベツをいろんなとこ除去しながら食べてる これは完全にACに応援されるべき活動
— てふてふ 返信遅延 (@thk_41) September 25, 2021
もしくは、こちらのツイートの方のように、変色した部分を包丁で削ってしまい、それ以外の部分だけを食べるようにする方が無難かもしれません。
紫に変色しているキャベツは栄養成分の変化だから食べれるが、茶色や黒く変色しているキャベツは傷んでいるから食べれない、そう判断された方がいいと思います。
キャベツの変色を防ぐ方法はあるの?
店頭で購入する場合
店頭で半分にカットしてあるキャベツを購入する時は、上記画像の左側のように切り口が黄色いキャベツを選ぶようにしてください。
購入する時点で、右側のように切り口が緑色っぽいキャベツはカットしてから時間が経っています。
そのキャベツを購入してすぐに料理に使わないで放置していたら、あっという間に黒く変色してしまいますので、注意が必要です。
購入後
キャベツを購入した後、変色を防ぐ最良の方法はすぐに使ってしまうことです。
そうすれば何の心配もいりません。
すぐに使わずに保存する場合は、カットしたキャベツであればカット面に濡れたキッチンペーパーを当てて、ビニールに包んで冷蔵庫で保存してください。
変色を防げる保存期間の目安は約1週間ほどです。
変色以外で食べれないキャベツを判断する方法は?
キャベツの変色について食べても大丈夫な場合と、そうでない場合についてご紹介してきました。
キャベツの変色は目で見える見た目で判断できるキャベツの変化です。
しかしながら、変色はしていなくても「このキャベツ食べても大丈夫?」と思う状態のキャベツに遭遇することがあるかもしれません。
そういった場合に、腐っているキャベツかどうでないかを判断できる方法があると便利ですよね。
変色以外で腐っているキャベツを判断するには、匂いや触感を用いることで可能なんです。
匂いでの判断
キャベツが腐ってるかどうかを匂いで判断するには、「酸っぱい匂い」を感じるようであれば、そのキャベツは腐ってるもしくは、腐りかけてることになります。
キャベツの見た目では変化がなくても、酸っぱさを感じる匂いを発していたら悪くなってると考える方が無難です。
触感での判断
キャベツを手で触って「ぬめり」を感じるようでしたら、そのキャベツは腐ってる又は、腐りかけてる状態です。
その他には手で触ってしなしなとなってるキャベツは、悪く(古く)なっているキャベツです。
キャベツが紫に変色は腐ってる?|まとめ
紫に変色したキャベツは食べられる?味はおいしい?
- 紫色に変色したキャベツは食べれる
- 甘みが増してとてもおいしい
キャベツが紫色に変色したり斑点が出たりする理由は?
- 寒さに当たってキャベツの成分であるアントシアニンが変化したもの
キャベツの葉が紫になるのと中の芯や切り口が紫になるのは違う?
- キャベツのどの部分においても紫色に変色したものは同じもの
キャベツが茶色や黒く変色するのと紫色に変色するのはどう違う?
- キャベツが茶色や黒く変色するのは病気や、傷んでいる状態
キャベツが腐ると匂いや触感でもわかる?
- 酸っぱい匂いがする
- 手で触るとぬめりを感じる