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防衛大学校卒業後の年収はいくらなのか気になる!意外な進路にビックリ!

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防衛大学校の教授である等松春夫さんが、岸信夫防衛大臣宛に申立書を送られていたことが話題となっています。

そこで注目されるのが防衛大学校ですが、馴染みがない学校ですので内情がわかりにくい学校でもあります。

そこで今回は防衛大学校を卒業された方の年収はいくらなのかや、自衛官のエリートにならずに意外な進路に進まれてる方もいるようですので、それらについてまとめてみました。

 

目次

防衛大学校卒業後の年収はいくら

防衛大学校卒業後は将来の幹部自衛官になられる方が多いと思いますので、自衛官になられる方の年収についてご紹介していきます。

防衛大学校卒業後の階級は「曹長」となり、幹部候補生学校で1年間学ぶことになって、終了すると「3尉」という階級に昇進します。

3尉の年収は平均で540万円といわれています。しかしながら防衛大卒1年目の3尉と自衛官歴が長く3尉になった方では、年収が違っていて年数が長い方のほうが高くなっています。

大卒の平均年収が350万円ほどですので、防衛大卒の年収とさほど変わらないのではないかと思われます。

3尉や他の階級の年収については元自衛隊芸人のトッカグンがyoutubeで話されています。

自衛官になって昇進していくには圧倒的に防衛大卒が有利であることは間違いないようです。しかしながら高校卒業時点で将来の目標をすでに決定できる人は、かなり限られてくるのではないでしょうか。

自衛官の階級

自衛官の階級については下記のとおりとなっています。

幹部と呼ばれるのは「3尉」以上で、曹以上が正社員として定年まで務めるとこが可能となっています。

階級
幹部 将官
将補
佐官 1佐
2佐
3佐
尉官 1尉
2尉
3尉
准尉 准尉
曹士 曹長
1曹
2曹
3曹
士長
1士
2士

 

意外な進路にビックリ

防衛大学校を卒業したらほぼすべてが、自衛官になるのだと思っていたら意外にもそうではないことがわかりビックリしています。

防衛大学校へ入校してきた学生の実に約1割以上が、自衛官でなく民間企業へと就職しているのです。

2019年には478人の卒業生のうち、49人もの任官拒否者が出ています。任官拒否とは防衛大を卒業しても自衛官にならないということです。

現在は違うようですが、以前はそうした学生は卒業式への出席も認められていませんでした。

では防衛大卒業後どういった企業へ就職するのかというと、IT企業や保険会社など一般的な企業であったり、自ら起業する方もいらっしゃるようです。さらには大学院へと進学する学生もいます。

就職活動は一般大学の学生と同じように就職活動を行い、面接に行ったりして自分で活動していくようになっています。

一般企業へ就職される方の理由としては、防衛大の志望動機が自衛官になるためでない学生が多いということがあります。

防衛大では約11万円の月給と年2回(約38万円)のボーナスが支給されます。家庭の事情でお金をもらいながら学べる大学を目指して、防衛大に入校する学生も当然います。

そして志望する高校生に対して、防衛大に入校しても必ず自衛官になる必要はない、といった説明を自衛隊側がしているとも言われています。

時間制約が厳しい寮生活を送る中で、しっかりとした人間性を養った防衛大生は民間企業からもラブコールを送られる存在のようです。

 

【まとめ】防衛大学校卒業後の年収がいくらなのかが気になる!

今回は防衛大学卒業後の年収はいくらなのかについてご紹介してきましたが、大学を卒業すると幹部になれるというのは、出世することに主眼をおいている人からすると魅力的に映るのではないでしょうか。

その反面、防衛大学を卒業しても自衛官にならない学生が多いのには少し驚かされました。

自衛隊は災害時や国防の重要な役目を担っている組織ですので、どんどん優秀な方が防衛大学を目指されるようになると良いですね。

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