谷査恵子(さえこ)は森友問題の犠牲者か?昭恵夫人付秘書は現在イタリア1等書記官!

森友学園と文書改ざん

森友学園問題で安倍昭惠夫人の秘書を務めていたのが、谷査恵子(さえこ)氏である。当時もっとも森友学園と昭惠夫人のつながりを解明できる人物として注目されたが、何も語ることはありませんでした。

谷査恵子氏の経歴や現在、公務員であるがゆえ指示に従ってしまった、森友問題の犠牲者かについて迫ってみました。

 

谷査恵子の経歴やプロフィール

名前:谷 査恵子(たに さえこ)

生年月日:1975年

年齢:44才または45才

出身地:大阪府

出身高校:大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎

出身大学:東京大学文学部

大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎は大阪府大阪市天王寺区にある、国立高等学校で偏差値73というとても優秀な学校です。

この高校の卒業生には京都大学の山中教授をはじめ、下記の著名人がいます。

  • 辰巳琢郎さん(俳優)
  • 宇治原史規さん(芸人ロザン)
  • 菅 広文さん(芸人ロザン)
  • エハラマサヒロさん(芸人)
  • 山中伸弥教授(ノーベル賞受賞者)

 

谷査恵子の経歴

  • 1988年 経済産業省入省
  • 2013年 安倍昭恵総理夫人付き秘書を3年間務める
  • 2016年 経営支援部経営支援課 連携推進専門官
  • 2017年 在イタリア日本大使館1等書記官

1988年 経済産業省入省し本来であれば幹部を目指してエリートコースを歩むところですが、

「管理職になりたくない。現場に近いところで働き続けたい」

との思いから「国家公務員採用一般職試験」を受けて経済産業省に入っています。つまりノンキャリア組となりますので、出世も遅く昇進も課長級どまりだといわれています。

そんな中、2013年1月から内閣府への出向という形で、安倍昭恵総理夫人付き秘書となりました。

総理婦人付き秘書になるにはかなりハードルが高いようですが、英語も堪能で真面目な性格だった谷さんは適任だったのでしょう。

総理婦人付き秘書の仕事は休日関係なく、スケジュールの日程調整から車の手配、講演も活発にされていた昭恵夫人でしたので、そういった準備などで多忙を極めていたようです。

2016年1月からは経営支援部経営支援課という経済産業省の外局にあたる部門に所属し、連携推進専門官として職務にあたられています。

その後、森友学園問題で名前が公になると身を隠すように欠勤が続き、そしてほとぼりが冷めると左遷どころか、在イタリア日本大使館1等書記官へと栄転したのである。

 

谷査恵子は森友問題の犠牲者か?

谷さんは安倍昭恵夫人付秘書官という国家公務員である。公務員である以上、上からの命令には服従しなければならないのである。

森友学園の土地取引問題に関しても、籠池氏と親交を深めていた昭恵夫人の指示がなく勝手に動くことはできなかったはず。

そういう意味からすると、彼女も自分の意に反して汚れ役をやらされていたとも考えられる。

真面目で仕事熱心だと同僚職員からも評価されていただけに、忠実に上司の言いつけを守らずを得なかったのだろう。

公務員ゆえ命令に従い、世間からバッシングを浴びる結果になってしまった谷査恵子さんはある意味、森友問題の犠牲者といえるのかもしれない。

 

谷査恵子の現在はイタリア1等書記官で総額2600万円の手当て

谷査恵子さんが安倍昭恵婦人付き秘書から、経済産業省にもどったのが2016年1月である。

そのわずか1年後に在イタリア日本大使館1等書記官へと異動になったのである。

この人事に対して全経済産業労働組合副委員長の飯塚盛康さんは、次のようにコメントしている。

「通常経済産業省の人事のサイクルは2年~3年です。よほどの理由がない限り、1年での異動はありません。」

「そしてその辞令がでたのも8月6日の日曜日という誰もいない日に発令して、みんなが気づいた時にはイタリアに行っていた、という姑息な手段をとっていたのです。」

このように通常ではありえない人事によって谷査恵子さんは在イタリア大使館1等書記官になったのである。

そこに待っていたのは目を見張るような高待遇。

在外交官の国家公務員に支給される手当は2つあり、在外基本手当てで約50万円と住居手当がイタリアだと約23万円だということである。

それだけで年収は876万円になり、一般的には滞在期間は3年であることが多いことから総額2600万円にも上る高待遇を手にしたのである。

 

決定的な証拠のFAXはなぜ効力をなさなかったのか?

2017年3月23日、森友学園の籠池泰典氏は証人喚問の場で、安倍昭惠夫人付きの谷査恵子さんからFAXをもらったと発言しています。

しかしこの件について翌日に菅官房長官は「FAXは谷さんが個人で送ったもの」と答弁したのです。

そのように事実を持っていくことで、批判の矛先を安倍総理夫妻へ向けさせまいとする意図があったことは誰の目にも明らかでした。

この菅官房長官の答弁に対して異論を唱えたのが、全経済産業労働組合副委員長・飯塚盛康氏である。

FAXの文面には「本件は昭惠夫人にもすでに報告させていただいております」と書いてあることから、昭惠夫人と直接やり取りしていたことだと取られても仕方ないのである。

直接の上司である昭惠夫人に相談せずに、個人の判断でできるものではない。そんなルールは国家公務員においてありえない。

それは一般企業で社長夫人と親しい人がいて、その人にヒラ社員が勝手に個人の判断で企業が所有する土地を格安で売ることを勧めたりするでしょうか?

民間でもありえないことを国家公務員でできるはずがないのです。

こうした籠池氏と密接な関係があったことがあきらかであったにも関わらず、昭惠総理夫人は何も発言することはなかったのである。

その裏には谷査恵子さんが個人的に行った行為として、問題を終わらせようとするストーリーを描いていてその通りに物事は運んで行った。

谷査恵子さんは一般人として与党自民党は証人喚問の要請に応じることをせず、森友問題の真相に迫ることはできなかったのです。

 

谷査恵子に呵責の念はないのか?

谷査恵子さんは真面目で優秀な職員だと同僚職員も好印象を持っていました。おそらく今回の森友問題についても自分を責めることがあったのではないかと思います。

しかしながらそれでも安倍昭惠総理夫人からの言いつけなのか、安倍総理からの指示なのか定かではないですが、真相を語ることなく海外へと逃げていってしまいました。

森友問題はとんでもなく大きな事件へと発展し、尊い人命が失われる事態にもなったのです。

谷査恵子さんが証言していれば、ここまで大きなことにはならなかったのではなかっただろう。彼女は今どんな気持ちで毎日を過ごしているのだろうか。

後ろめたさもなく充実した日々を送れているのだろうか。

権力に逆らうのはものすごい勇気が必要だとは感じているが、それでもしっかり事実を我々に伝えてほしい。その日はいつになるのか。

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