里芋は下処理が面倒だという方もいらっしゃるでしょうね。
里芋をさわることで手がかゆくなる人もいますし、
ぬるぬるして皮がむきにくかったりもします。
ここでは簡単に皮がむける方法やそのあと冷凍保存する方法について
ままとめてみました。
里芋の下処理~皮むき~
乾燥させてから皮をむく
生のまま里芋の皮をむく時は水で洗って、乾燥させてから皮をむくといいです。
乾燥させずに皮をむくと里芋のぬめりで手が滑って皮がむきにくいですよね。
このぬめりですが、水にぬれるといっそう強くなってしまうんです。
1.水で里芋の表面の泥をよく落とします。
2.ザルに入れたり、新聞紙にの上において風通しの良い場所で乾燥させます。
里芋の上下を切り落として側面を包丁でむいていくと簡単に皮がむけます。
僕は包丁でなく、ピューラーを使うほうが簡単なのでそうしてます。
下茹でしてから皮をむく
下茹でしてから皮をむくと案外、簡単に皮がむけます。
1.水で里芋の表面の泥をよく落とします。
2.里芋の上下を少し切り落とします。
3.鍋に水を入れその中に里芋を入れます。
4.水の状態から8~10分茹でます。
(目安は竹串が刺さるくらい)
5.ザルに移して水で冷やします。
そのあと里芋の皮をむくと思った以上に皮がツルンとむけます。
包丁でなく手でもむけますが、
僕もやってみましたが手でむくのはそれほど容易ではありませんでした。</p>
キッチンペーパーで包んで皮をむく方がスムーズでいいです。
もし里芋にさわると手がかゆくなる方にはこんな方法があります。
先ほど述べました茹でる順番の
2.里芋の上下を少し切り落とします。
の時に里芋の周囲に包丁で切れ目を入れてから茹でると
皮をむく時に里芋に直接触れることなく、竹串などでスーッと
皮がむけていいですよ。
※里芋でかゆくなったらどうする? → 里芋でかゆいのはなぜ?対策は?
電子レンジを使った皮むきのやり方
里芋を洗う手間はかかりますが、乾燥させたり茹でてから皮むきをするよりも
断然、短時間で下処理を終わらせることができます。
1.水で里芋の表面の泥をよく落とします。
2.耐熱容器に里芋を入れ3~5分くらい電子レン
ジで温めます。
3.冷ましてからキッチンペーパーで包んで皮をむきます。
茹でるときと同様に竹串などがスーッと通ればOKです。
それと一度にあまりたくさんの里芋を入れ過ぎないようにしてください。
一度に温める量は5~6ヶくらいが良いと思います。
温め過ぎるのも里芋の水分が飛んでしまいますので良くないです。
下処理した里芋の冷凍保存
乾燥・下茹で・電子レンジのいずれかの方法で皮をむいた里芋は、冷凍して保存しておくと使いたいときにすぐに使えて便利です。
しかも1ケ月くらいは保存がききます。
●キッチンペーパーなどで里芋の表面の水分を拭き取ります。
●里芋を使いやすい大きさに切ります。
●切った里芋を小分けにしてフリーザーパックに入れます。
●冷凍室に保存します。
使う場合は、電子レンジで温めてから使うか、凍ったまま水から茹でて使います。
※里芋の保存の仕方はどうする? → 里芋の収穫時期と保存法
里芋のぬめりをとる下処理
塩と米のとぎ汁を使ってぬめりを取ることができます。
1.皮をむいた里芋をボールに入れて表面に塩を塗ったあと、手で里芋をもみます。
2.表面のぬめりを水で洗い流します。
3.米のとぎ汁を入れた鍋に里芋を入れて、里芋が十分やわらかくなるまで下茹でします。
(竹串が簡単に通るくらいになったら大丈夫です。)
このように下処理をすることでぬめりを抑えることができます。
ぬめりを抑えることで煮汁が濁るのを防いでくれて、味が染みやすくなります。</p>
里芋の切り方
きれいな六角形になる切り方で見た目もきれいで味もき均一に染み込む六方むきという切り方があります。
上下を切り落とした後皮をむいたら今度はその反対側の皮をむいていきます。この時途中で庖丁を止めずに一気にむくようにします。そうすることで段差が付かないようになります。
次にその横の皮をむいたら先ほどと同じように反対側をむきます。残りの2面も同じように皮をむいたら出来上がりです。
まとめ
・皮をむく下処理は3つのやり方がある。
「乾燥させる」「下茹でする」「電子レンジを使う」
・一番短時間でできるのは、電子レンジを使うやり方。
・下処理後の里芋は冷凍保存がおすすめ。
・里芋のぬめりは「塩」と「米のとぎ汁」が有効。
・里芋のぬめりを抑えることで煮汁の濁りを抑え、味が染みやすくなる。
里芋の下処理も電子レンジを使うととても簡単にできますね。
料理の前にするのでなく、すきま時間に下処理しておくことで調理が楽にできます。
僕も面倒なことはよく後回しにしてしまいます。
でも必ずやらないといけないのであれば、真っ先にかたずける習慣にしたいです。
里芋に関して他にも書いた記事があるので合わせてみてください。→ 里芋まとめ記事