いちごなどの果物は良く食べるけど、どこで作られてるのかとか有名な産地は知らない。
という方は意外に多いのではないでしょうか?
おいしく食べれればいいわけですから知る必要もないんでしょうけどね。
そんな普段あまり気にしないいちごの産地を国内と世界にについてまとめました。
いちごの産地で有名なのはどこ?
一番有名なのは「栃木県」です。
生産量も堂々の第1位なんですよ。しかも昭和43年(1968年)からずっと生産量が日本一を維
持し続けています。
栃木県では全域的にいちごを生産していますが、真岡市を中心に県中南部で特に生産が盛んに
されています。
主に栽培されてるのは「とちおとめ」と「スカイベリー」になります。
栃木県でいちごの栽培が盛んになった理由としては、広大な土地ときれいな水があるのが大き
な理由です。
そのほかにも冬の寒暖差が大きいいということもいちごが育ちやすい環境だったと言われてい
ます。
もちろんいちご以外の農作物もたくさん取れています。
もう一つは関東の卸売市場に近いことも生産量が増えた要因でもあります。
作ったはいいけど、出荷先がない。では話になりませんからね。
その他のいちごの産地については以下の表にまとめました。
順 位 | 都道府県 | 生産量 |
第1位 | 栃木県 | 24,800 t |
第2位 | 福岡県 | 16,000 t |
第3位 | 熊本県 | 10,900 t |
第4位 | 静岡県 | 10,400 t |
第5位 | 長崎県 | 10,200 t |
第6位 | 愛知県 | 9,500 t |
第7位 | 茨城県 | 8,930 t |
第8位 | 佐賀県 | 8,620 t |
第9位 | 千葉県 | 7,000 t |
第10位 | 宮城県 | 4,090 t |
2015年いちご産地と収穫量 出典:果物ナビ
※実はいちごは野菜だったんです。→ いちごは野菜って本当?
いちごの世界の産地
世界では中国がいちご生産量の第1位なんです。
しかも全体の40%近くも占めていて、そのほとんどは国内で消費されています。
日本にも冷凍いちごとして輸入されているんですよ。
中国は人口が最も多いのは知ってましたが、まさかいちごの生産量までも世界1位だったとは
驚きですね。
中国に続いて多いのがアメリカで、次いでメキシコとなっています。
ちなみに日本は世界で見ると第11位の生産量になっているんです。
※知ってますか?いちごの種類 → いちごの品種はいくつある?
まとめ
・いちごの産地で有名なのは栃木県。
・生産量も昭和43年(1968年)から1位を維持している。
・栃木県の気候と卸売市場に近い立地が生産量が増えた要因。
・世界の生産量1位は中国。
・中国は約40%を占めている。
栃木県ではJAさんの後押しもあっていちごの大産地になったようですね。
とても痛みやすい果物ですので、そんなに遠くまでは運べないデメリットもあります。
できるだけ近くで販売できると、鮮度も保たれておいしく食べれますもんね。
※他にもいちごに関する記事がありますのであわせてみてください。→ いちごまとめ記事!